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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(79)~TL-2000 140電動化計画⑬~(2011/05/06)


TL-2000の製作を始めて3ヶ月、ついに完成しました!
今週はライティングシステムの取り付けです。

まずは、その前にお便りの紹介です。
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毎週楽しみに見ています。飛行機が毎週、完成に近づくのを見るのは楽しみです。子供の頃、私の町にあった模型屋のおやじが作る飛行機を毎日見に行くのが日課でした・・そのころ染みついたんでしょうかね~今は自分で苦労して作った飛行機を酒の肴に一杯やるのが至福の時間です。ついつい深酒に;^ 。^; 私も自分の飛行機の電動化がほぼ終わり、低価格の大型モーターはどうなんだろうと大変興味のわくところです。完成までもう一息頑張って下さい!
※ちょっと気になったこと・・カウルの冷却口が小さくモーターに上手く風が当たらないような気がします。ちょうどビニールホースが合いそうな穴なので2本付けてモーターにむけて取り付けると良いかも・・・よけいでしたσ(^o^)?
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お便りありがとうございます。

私も中学生の頃ですが、千葉県の柏市にある模型屋さんと東京都の南千住にある模型屋さんに良く通いました。店に飾ってある大型機を見て、「いつかは僕もああいう飛行機を飛ばしてみたい!」と夢見ていました。
あれから40年、まさかその夢が叶うとは思いもよりませんでした。

電動は騒音や振動の問題も解消されますし、メンテナンスも楽ですね。以前はGP40クラスを超えると、モーターもリポも急に高価になって、なかなか手が出せなかったのですが、最近はGP120クラスのモーターも低価格化も進んでいます。また、機体もオイルで汚れませんから本当に良い時代になりましたね。

この方のホームエリアは北海道の美幌にあります。
美幌峠は自然環境の良いスロープエリアです。私も北海道にはパラグライダーを持っていって飛んだこともあります。また、スキーやバイクツーリングで良く北海道に行っていましたから、北海道は第二の故郷のような気がします。

それでは製作に入ります。

先週に引き続き、機体の重心位置を合わせるために、アンプとバッテリーを二階建てにして最前部に持っていく計画でした。



この機体に使うアンプはOPTですから、サーボモーターの駆動用電源は別にします。その方が、万一アンプが故障しても、最後まで舵は効きますので安全です。ニッカドバッテリーのベッドを1.6mm厚の航空ベニヤで作ります。



このベニヤ板はKKHOBBYで扱っていますが、木目がきれいにそろっていて、とても切りやすいです。こんな品質の良い航空ベニヤをどこで仕入れてきたんだろう?



マジックテープとベルクロでニッカドバッテリーを固定します。



こんな感じに機体に取り付けます。
ニッカドは4セルの1100mAhを使用しました。



Yahooオークションでこんなもの見つけました!
翼端灯だけでなく、アンチコリジョンライト(衝突防止灯)、ランディングライトなどなど、フルセット付いています。



パーツはこんな感じです。黄色い基盤がたぶん点滅する回路なのでしょう。受信機から電源を取りますから4.8Vで駆動します。



実際に電源につないで光らせてみました。
常時点灯しているものから点滅しているものまで、豪華絢爛です。まるで秋葉原に居る気分です!^^;



取扱い説明書は英語ですが、図だけでも理解できます。本物の飛行機はこんなにライトが付いているんですね。



リード線が短いので(機体が大きいので)、サーボ用のリード線を半田付けして延長します。ライトのリード線は細いので被服をむくのに注意が必要です。また、半田付けにはあらかじめ半田メッキをしておきます。



リード線を半田付けします。シュリンクチューブを入れるのを忘れないようにします。



キットに付いていたLED(航空法に指定されている色と異なりました。)をはずして、新たにLEDを埋め込む穴をドリルで開けます。



水糸に錘を付けて主翼の中にリード線が通るようにします。



主翼の中に翼端灯のリード線を通しました。



主翼から出るコネクターはこんな感じになります。
手前からエルロン、翼端灯、フラップのコネクターです。



今度は翼端灯につけるクリアカバーを溝に沿ってカットします。



こんな感じに付きますが、実際に動作確認をしてから接着します。



主翼と胴体のコネクターを接続した様子です。
これだけ端子が多くなると、MPXコネクターでひとつにまとめても良いですね!



右の翼端灯はグリーンです。機体が大き過ぎるのか、LEDが小さく見えます。



左の翼端灯は赤です。グリーンに比べて少ししょぼいかも!
夕方向けか。



最終的に決定したメカの配置です。こんな感じになりました。



3ヶ月かかって、ついにTL-2000が完成しました!
重心位置の調整は出来ましたが、全備重量、プロペラ回転数、消費電流などなど、まだまだ未知数の部分がたくさんあります。
今、飛行場が田んぼの農繁期なのでフライト自粛期間に入っていますので、この期間に一つひとつエラーをつぶしして、解禁になったら、またフライトの模様をお伝えします。


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