「ナベさんの気ままなラジコン日記」(68)~TL-2000 140電動化計画②~
またまた空中衝突についての反響がありましたので、紹介させていただきます。ハンドルネームusaginomamaさんからのお便りです。
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いつも大変参考になる資料公開していただきありがとうございます。このところお腹立ちのお話の件、興味深く拝見させていただきました。私も似たような経験がたくさんあります。本来同じ模型を趣味とする仲間なのですから誠に残念なことであります。模型仲間は価値感が似通っているもの同士で和やかに楽しいひとときを過ごす。これが一番ではないでしょうか!!
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usaginomamaさん、ありがとうございます。
価値観の似通っているもの同士で和やかに楽しむ。
それが一番ですね!
私もラジコンを通して、いろいろな人と出会いましたが一緒に飛ばしたり、遠征をしたり、忘年会をやったりと今が一番楽しい時期なのかと思います。
この人間関係をいつまでも大切に続けていきたいと思います。
さて、TL-2000 140を電動化計画の第2回目です。
今週は主翼の製作の中でも、特にエルロンとフラップサーボを取り付けます。
このTL-2000のグラスファイバー製の太い胴体はずっしりと重いのですが、主翼はバルサのハーフプランクで、大きさの割には軽く仕上がっています。
サーボの選択ですが、最近グライダーにマイクロサーボや薄型サーボを使っているせいか、標準サーボがゴロゴロと余っているので、手持ちの標準サーボを使うことにします。
私のサーボの評価基準ですが、トルクは必要にして十分であれば「良し」とします。また、サーボの反応速度はあまり気にしませんが、ニュートラルポジションとバックラッシュについては結構厳しく評価します。
使用するチャンネルの重要度としては
1エルロン 2エレベーター 3ラダー 4フラップ 5スポイラー 6エンコン
の順序を目安に性能の良いサーボから優先的に指定しています。
主翼のフィルムは厚くて丈夫なものが使用されています。エルロンとフラップのサーボベット部分のフィルムをカットします。カッターで切っても良いのですが、半田ゴテでフィルムを溶かしてみました。
エルロンとフラップのヒンジを瞬間接着剤で取り付けます。キット付属のヒンジは主翼と動翼の間に隙間ができそうでしたのでシートヒンジに交換しました。
スクラップベニヤなどを接着してサーボベットのサイズを使用するサーボの寸法に合わせます。
サーボ別途が出来上がったら、実際にサーボを乗せて確認してみましょう。サーボブッシュのハトメは、サーボの下から差し込みます。
エルロンサーボのリード線を切断して延長します。フラップサーボの方は何も加工しないでも、そのまま使えます。
リード線を半田付けする時には、事前にそれぞれの接点に予備半田をしておきます。半田の乗りが悪い場合は、フラックスを塗っておくと良いでしょう。
サーボと延長コードを半田付けします。写真のように熱収縮チューブを入れ忘れないようにしましょう。
サーボコードの延長が完了しました。このような形で左右の翼にそれぞれ1セットずつ用意します。
サーボのリード線を主翼の中に通すために、コネクターの先に水糸を結び付けます。
水糸の先に釣具用の錘を付けて、サーボベットの穴から主翼内にリード線を通します。
翼端灯のLEDのリード線を逃がしながら、水糸を主翼内に通します。キット付属のLEDの配線がやたらと太いです。そんなに電流は流れないと思うのですが。翼端灯は航空法で色や点滅など細かく指定されていますので、別途用意することにします。
配線が主翼内を通ったら、それぞれのサーボをビスで固定します。
こんな感じでエルロンとフラップのサーボが付きました。TL-2000は機体が大きいだけで、作業内容は普通の小型機とさほど変わりはありません。
来週は主翼のリンケージをしたいと思います。
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