FMSまたはROC HOBBYのアンプ(ESC)設定方法
【 FMSまたはROC HOBBYのアンプ(ESC)設定方法 】
FMS、ROC HOBBYは同じ会社なので使われているアンプは共通です。
アンプの設定は付属のESC MANUALに詳しく記載されていますが、英語のため主だった設定項目についてこちらのページでご案内します。
設定方法はスロットルスティックをフルハイした状態でバッテリーをつなぐことでアンプが設定モードに入ります。その後、アンプがモーターを操作して22種類の設定音を1種類につき4回繰り返して出しますので、その音を聞き分けて希望の設定音が鳴っている最中にスロットルスティックを最スロー位置に動かすことによって選択をします。1種類の設定につき1回の選択になりますので2種類以上の設定をしたい場合は1回の設定が終わった後、いったんバッテリーを抜いてから次の設定を行って下さい。一度設定すればアンプに記憶されるためバッテリーを外しても設定が消えることはありません。
音のパターンは付属のESCマニュアルをご用意頂き「Programming Mode Audible Tones」の項で確認して下さい。
記号が意味する音は実際に聞いてみないとわからないので、慣れないうちは何度か繰り返して音を聞き、記号と音のパターンを理解して下さい。
フタバのプロポの場合、予めスロットルチャンネル(3ch)をリバース設定して下さい。
(※アンプをスロットルチャンネル以外につないでいる場合はそのチャンネルをリバース設定して下さい)
設定中は可能であれば安全のためプロペラを外して行って下さい。プロペラがついた状態で行う場合は機体をしっかり固定し、プロペラの周りに物や人がいないことを確認して下さい。
【スロットルレンジの設定(Throttle Calibration)】
1.スロットルスティックをフルハイの状態にしてプロポの電源を入れ、アンプにバッテリーをつなぐ。
2.プップッ、プップッ、プップッ、プップッという最初の設定音が鳴っている最中にスロットルスティックをいっきに再スロー位置まで下ろします。
この操作でフルハイから最スローがここからここまでということアンプ側が記憶します。
いったんバッテリーを抜いて、スロットルスティックは最スロー位置のまま再度バッテリーを接続して下さい。
モーターよりスタート音(プップップッピープー)が聞こえれば正常に設定されています。
この後、スロットルスティックを上げてモーターが回転し始めるかを確認して下さい。回転しない場合は【 工場出荷時設定に戻す 】をお試し下さい。
【 ブレーキ設定(Brake) 】
1.スロットルスティックをフルハイの状態にしてプロポの電源を入れ、アンプにバッテリーをつなぐ。
2.プップッ、プップッ、プップッ、プップッというの次の音のパターン(ブーブーピーピー、ブーブーピーピー、・・)になったらスロットルスティックをいっきに再スロー位置まで下ろします。
この操作でブレーキのON/OFFが交互に切り替わります。(ブレーキがONだった場合はブレーキがOFFになる)
いったんバッテリーを抜いて、スロットルスティックは最スロー位置のまま再度バッテリーを接続して下さい。
モーターをスタートさせて設定したブレーキモードになっているかを確認し、なっていない場合は再度1から操作を行って下さい。
【 工場出荷時設定に戻す(Restore Factory Setup Defaults) 】
1.スロットルスティックをフルハイの状態にしてプロポの電源を入れ、アンプにバッテリーをつなぐ。
2.4番の「Restore Factory Setup Defaults」の設定音が鳴っている最中にスロットルスティックをいっきに再スロー位置まで下ろします。