FSD FC2835-10 830KV(バックマウントタイプ)
トルク重視型の低KV値モーターです。 直径28mmクラスながら3セル(11.1V)利用時に最大で12インチのペラを回すことができます。
FC2835-10 830KVについてはバックマウントタイプとフロントマウントタイプがあるため商品名にタイプを追加しています。他のFC28シリーズモーターはバックマウントスタイルになります(シャフトを反対側へ押し出すことによってフロントマウントタイプにも変更可)。
シャフト径が4mmとなっているため墜落などの衝撃でも曲がりにくくなっています。
加工精度も良く、付属品も充実しています。
3.5mmコネクター取付済みです。
アウター外側の表面積を増やして放熱効果を上げるため細かい筋状の溝が全体に入っていますが、このためシールの食いつきが悪く、はがれやすいです。
回転中に剥がれることもあるため、ご購入後はモーター表面に貼られているKV値が書かれたシールは剥がしてご利用下さい。
【 スペック 】
タイプ:アウターローター
リポセル数:3~4セルまで
KV値: 830KV
通常電流 : 14.5Aまで
最大電流 :17A(5秒以内)
サイズ:直径28 x 長さ33.9 mm(シャフト部を入れた長さ45.5mm)
シャフト径:4.00mm
重量:68g
モータービス穴間隔:16mm一対、19mm一対
【 付属品 】
コレット×1(プロペラ取り付け部のシャフト径5mm)
プロペラセーバー×1
プロペラセーバー用ゴム×2
十字型モーターマウント×1
モーターマウント取付けビス×4
M3.5オスコネクター×3(取付済)
M3.5メスコネクター×3
【 参考データ 】
テストデータ (APC-Eペラ、Spider EP用折ペラ(12x6.5)、KYPOM 11.1V 1500mA 35C使用時)
※参考データはあくまでも参考値で上記の性能を保証するものではありません。
【 ご注意事項(必ずお読みください) 】
・シャフトを反対側へ叩き出す場合は、ベアリングを傷めないよう予め外側のアウターと内部のステーター部を分離してから行って下さい。
・ご購入後はモーター表面に貼られているKV値が書かれたシールは剥がしてご利用下さい。
・モーターを固定するネジを別途用意する場合、長すぎてモーター内部のコイルに刺さってしまわないようご注意下さい。
【ご注意事項】
利用上問題ないレベルの小キズ、汚れ、シールの剥がれ、箱の潰れ等がある場合があります。予めご了承のほどお願い致します。
アクセサリーが入っているビニール袋が破れて中身が出てしまっている場合がありますので利用前にモーター内部にネジなどが入り込んでいないかご確認下さい。
フロントマウントタイプへの変更方法
1.シャフトを止めているイモネジをはずす。
2.シャフト抜け防止のEリングとその下にある小さいリングを外す。
3.モーターをアウター部分とステーター部分に分離する。(内部に小さいリングが入っていますので無くさないようご注意下さい)
4.シャフトの頭をペンチなどで少しづつ叩きながら反対側へ押し出す。(下の参考写真をご覧下さい)
5.シャフトが反対側へ完全に出たらアウター部分とステーター部分を合わせて元に戻す。
6.小さいリングを先にシャフトにはめ、Eリングをシャフトの根元にある溝にはめる。
7.最初に外したイモネジを取り付ける。
※フロントマウントへの変更についてシャフトを抜いて反対向きに入れ直す方法ではやらないで下さい。
※ステーターから外さずにシャフトを反対側へ叩き出すとステーター側のペアリングが奥にずれてアウターカンの端がこするようになってしまい回転を妨げてしまう場合があります。
こうなった場合はステーター側のベアリングを内側から押し出して元の位置まで戻して下さい。