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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(483)~ズリンZ-50の製作②~(2019/02/22)

ナベさんのプロフィール

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前作のデカスロンは翼幅が2m44cmもありました。よって、製作にあたっては機体の周囲を歩き回って作業をしていたましたから、いやはや大変でした。そこへいくと、このズリンは翼幅が1m42cmですから、片手で主翼を持ってクルリと回せますから楽チンです。機体の大きさで製作作業って、こんなにも違うんですね。



このズリン、どれくらい中国(?)の倉庫で眠っていたのか知りませんが、フィルムのたるみが目立ちます。アイロンを使って再度フィルムに熱を加えてたるみやシワを取ります。といっても、やり過ぎるとフィルムのつなぎ目から剥がれてきますから、熱を少しずつ上げて様子を見ながらシワを取っていきます。



まずはエルロンの取り付けからです。
シートヒンジが片方の翼に3枚ずつ入っています。すでにスリットも切られていて、後はシートヒンジを接着するだけの状態です。
そのままエルロンを差し込んでしまうと、ヒンジの位置が判りにくくなりますので、あらかじめヒンジの位置に印をしておきます。



瞬間接着剤を使ってシートヒンジを接着します。シートヒンジの位置が均等になるように、主翼側なりエルロン側なり、硬いほうにヒンジを半分差し込んでおきます。



ヒンジの接着が完了したら、アルコールの染みたティッシュでペンの跡を消します。



次はエルロンサーボの取り付けです。このズリンは左右のエルロンにそれぞれ1個ずつエルロンサーボを取り付けます。主翼を太陽の光にかざしてサーボハウスの穴の位置を確認してカッターでフィルムを切り取ります。



次はエルロンサーボコネクターの出口です。
黒いフィルムなので判り辛いですが、指先で穴の位置をよく確認したら、ハンダゴテを使って開口部のフィルムを溶かします。



エルロンサーボのリード線を主翼の中に通します。
キットには、はじめから主翼の中に糸が通っていたのですが、短いので自前の水糸を使用することにしました。



水糸の先端に重りを付けて主翼内に通します。主翼をカランコロンと2~3回揺らすと、無事にコードが通りました。



サーボをマウントに乗せたら、シャープペンでビス穴の位置を書きます。無理にビスを通すとサーボベットが割れてしまいますから、錐を使って穴の大きさを微妙に調整します。



サーボをビスで固定します。サーボマウントを割らないように力の加減に注意します。



エルロンサーボに受信機とバッテリーをつないで動作を確認します。サーボリバースやサブトリムはこの時点で設定しておきます。



エルロンのリンケージをする前に、エルロンが中立の位置になるようにマスキングテープで固定しておきます。



エルロンサーボのホーンの位置からヒンジラインに対して垂線を引きます。
写真で見ると線が傾いて見えますが、ズリンの主翼はテーパーが強いので、これで正解です。エルロンロッドの位置が決まったら、エルロンサーボのサブトリムを更に調整します。



エルロン、エレベーター、ラダー、それぞれの動翼のホーンです。どれも同じパーツを使用しています。エルロンの厚さとエレベーター、ラダーの厚さが違いますので、ビスの長さもそれに合わせて異なっています。



エルロンロッドのラインを参考にエルロンホーンを取り付けます。ホーンの穴の位置がヒンジラインの鉛直上にくるようにホーンの位置を調整します。



これがキットに付属していたロッドです。
クレビスとロッドのネジ山に隙間があるので、今回は使えるパーツだけ使うことにします。



ストックパーツと相談した結果、MKのロッドアジャスターを使うことにしました。アジャスターをエルロンホーンに取り付けたら、サーボホーンの穴の位置に合わせてロッドを曲げる位置にペンで印をします。



リンケージは、こんな形にしました。
結局、キット付属のパーツで採用したのは、エルロンホーンとクイックキーパーのみとなりました(笑)。クレビスの抜け止はテトラの燃料チューブを輪切りにしたものを流用しています。



次は色の異なるシュリンクチューブを使って左右のエルロンコネクターを識別し易いようにします。
赤と緑のシュリンクチューブを輪切りにして、ラジオペンチを使って輪を広げます。



左翼に赤色、右翼に緑色のシュリンクチューブを入れたら、ライターで炙って収縮させます。



こんな感じになりました。
別にシュリンクチューブの色は何でも良いのですが、実機のナビゲーションライトが左が赤で右が緑なので、それに合わせています。



それではまた来週!  (^o^)/~~



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