Super Apollo 50 EP/GP
Zhuhai Flight Modelの電動、エンジンコンバーチブルタイプの50クラスのスタント機です。
従来のApollo 50からモデルチェンジしてSuper Apollo 50になりました。
主な改良点は以下の通りです。
・左右結合式の主翼が左右分割式になったことでコンパクトに運べるようになり、また胴体中央部の強度があがりました
・メインギヤがアルミ製からカーボン製になり強度が高くなりました
・ラダーがワイヤーリンケージから胴体後部へのサーボ設置によるダイレクトリンケージになったことで製作が簡単になり、ラダーのブレも起きにくくなりました
・燃料タンク搭載位置が2箇所(防火壁後ろと胴体の後ろ寄り中央部)選べるようになり前方重量とのバランスが取りやすい位置に設置できるようになりました
・胴体後部に厚みと高さを増やし、ラダー面積も大きくなりました
・エルロン位置が翼端側に寄り、またエルロンの翼弦方向の長さが増えました
・水平尾翼、主翼翼端後縁側の突起部分が無くなり、その分エレベーター、エルロンの面積が増えました
胴体はバルサ、べニア製フィルム貼りで、尾翼はバルサ製フィルム張り、主翼はバルサ製リブ組フィルム張り、カウル、スパッツはグラス製塗装仕上げで、フィルムはトップフライト(アメリカ)のモノコーテです。
機体サイズの割に軽くて加工精度も良く、素直な飛行特性なので初心者の方にもお勧めなスタント機です。
エンジンの場合、4サイクル50~70、2サイクル45~55サイズ、モーターの場合は直径40~50mmクラスのブラシレスモーター、リポ5セル(5000mA前後)がメーカー推奨になります。
モーターマウントが従来のアジャスタブルタイプのアルミ製から高さ固定の木製になり、当店推奨のモーターが取り付けられなくなってしまいました。当店推奨のモーターを取り付ける場合はApollo 50, 70, Athena EP/GP用モーターマウントまたはボルトマウントセット(M4 x 80)を別途お求め下さい。
現在販売中の機体は地上滑走時の安定性を上げるため体高が低くなり、それに伴いカーボンメインギヤの長さが短くなっています。また形状についても旧タイプより後退角が多くついています。(このページ掲載の全体写真は旧タイプのメインギヤがついた機体です。¥)(2021/9/30追記)
【 機体データ 】
スパン:1400mm
全長:1450mm
翼面積:35.6dm2
機体のみ重量:約1610g(機体、ラジアルマウント、燃料タンクなど付属アクセサリも含みます)
コントロール:4チャンネル、5サーボ(エルロン2、エレベーター1、ラダー1、エンコン1)
サーボはBlue Arrow D26012MG、またはBlue Arrow D26013MGやK-POWER DMC026などのトルク4kg以上のミドルサイズがお勧めです。サーボベットサイズは19x36mmです。エレベーターサーボのみ付属のスタンダードサーボ用マウントを使ってスタンダードサーボを搭載可能です。
【 付属品 】
ステッカー、リンケージ部品、燃料タンク(260cc)、ラジアルエンジンマウント、木製モーターマウント、英語説明書(図解が豊富なのでわかりやすいです)が付属します。 スピナー、プロペラ、エンジン、メカ類は付属しません。
※スピナーは直径57mmを別途お求めください。
PDF形式の英語説明書がこちらからダウンロードできます
【 電動化の場合のメカ組み合わせ例 】
モーター
FSD FC5055-8T KV550
上記モーターを取り付ける場合は、Apollo 50, 70, Athena EP/GP用モーターマウントまたはボルトマウントセット(M4 x 80)を別途お求め下さい。
プロペラ
APC 14x8.5Eまたは
APC 14x10E
アンプ 60Aクラス
HOBBYWING SKYWALKER 60A ブラシレスESC
Sunrise Model 60A PRO SBEC 6A ブラシレスESC
バッテリー リポ5セル(18.5V) 5000mA前後
リポバッテリー KYPOM K6 18.5V 5100mA 35C-70C
※延長コード(サーボ側コード長が約30cmの場合)
・エルロンサーボ、受信機側用 15cm×4本
・ラダーサーボ用 50cm×1本(サーボ搭載位置から受信機まで約70cm)
【 ご注意事項(必ずお読み下さい) 】
・手作業で製造されているものであること、またフィルムの張力差異や製造時の湿度状況等により動翼、尾翼、主翼、胴体等に歪みが発生している場合がありますので予めご了承下さい。歪みによる影響はトリム等での調整をお願い致します。
・予め開けられているヒンジ穴がずれている場合がありますので、エルロン、エレベーター、ラダーは接着せずにいったん取り付けてみてセンターが出ているか確認して下さい。もしずれている穴がある場合は1,2センチ横に穴を開け直して下さい。
・カウルの空気取り入れ口はリューター、棒ヤスリなどで削って開口して下さい。
防火壁に描かれている十字はエンジンマウント取付時の穴位置です。モーターマウント取り付ける場合は防火壁に大きく描かれているクロス線を目安にして取付位置を決めて下さい。サイドスラストが考慮された位置になっています。
・付属の木製マウントは直径40mmクラスのモーターを想定したものなので当店推奨の50mmクラスのモーターは取り付けできません。
主翼を固定するウイングボルトが入る胴体側のツメ付ナットは接着固定されていませんので、ネジ止め時にネジを押しながら絞めると抜けてしまう場合がありますので、ナットと機体の隙間に瞬間接着剤を流し込むなどしてナットが抜けないように補強して下さい。接着剤を流し込む際はネジ穴に入らないように注意して下さい。